あなたは、何から「卒業」しますか?
こんにちは。
てらぴーだよ。
雨の中泣きながら自転車こいだ夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
いや別に、意味はないんですけどね。
曇り空を信じて自転車で出かけたら、雨に降られてしまい、小雨だったので自転車こいで帰宅。
でも例によって、風にあたるとメガネのレンズの裏側、目がむき出しになっている空間に乱気流が発生して、自然と「泣けてきちゃう」
というわけで、泣きながら自転車こいで帰宅です。
いつの間にか世間では、「卒業」のシーズンではないですか。
3月といえば、そうですよね。
各種学校の卒業が一般的ですが、子供が学校を卒業して就職したので、「子育ても卒業」という親御さんもいらっしゃるでしょう。
季節に関係なく、「おっぱいは卒業」という幼児もいれば、「パチンコは卒業」というおっさんもいることでしょう。
さてあなたは、何かから卒業しますか?
「業」は仕事とか、学業のことでしょう。
それを「卒」するというのだから、「卒」は終えるくらいの意味でしょう。
念のため、手近にあった小型の漢和辞典をくったところ、「卒業」が出てません。
あまりにも簡単だから、載せなかったのか?小学館『新選漢和辞典』
信頼する角川の『新字源』には出てました。
一瞬、「そつぎょう」って、「卒業」じゃなかった?と自分を疑ってごめん。
そして、卒業といえば、「卒業アルバム」
容疑者とか犯人になったりすると、ワイドショーなんかでさらされるあれです。
いつごろからあんなふうに、写真やら作文やらをさらすようになったのでしょう。
イチローとか、ひとかどの人物になった人ならいいでしょうけど。
しかも、何かしら「偉い人」とか、今流行りの「上級国民」の皆様はさらされることがない。
不公平ですよね。菅総理のとか発掘すればいいのに。
個人的には、先ごろ辞任された、ワセジョのあの方の高校の卒アルが見てみたい。
年取ると、時間の進むのが早くなるのはなぜか、の回答に、「毎日ほとんど変わらない景色を見ているから」というのがあったように覚えてます。
ホントに実感しますけど、年取ると、1年がたつのが本当に速い。
小学生のころなんて、1年どころか夏休みのひと月が本当に長かった。
それがいつの間にか、「今年はあれしてこれしたら年末だな」って頭の中で速やかにシミュレーションできちゃうように、1年が手のひらサイズ。
それもこれも、相も変らぬ環境のせいなのか?
毎日が同じようだと、変化を感じないので、時間の流れも速くなるようです。
これに対抗して、1年を長く感じるには、新しい刺激を与え続ければいい、ということですよね。
そのためにも、同じ環境から抜け出しましょう。
主に経営の分野で有名になった言葉に、「ゼイ変」というのがあります。
漢字が出てこないのですけど、「ゼイ」は虫偏に、消費税の「税」のつくりの古い形。
「ゼイ変」とは、セミが卵から幼虫、さなぎ、そして成虫と形を変えるように変化発展していくメタモルフォーゼのことです。
このままだと来週も、来月も、来年もこんなふうなんだろうな、と予測がつく人生は退屈だ。
それよりも、昆虫が完全変態するように、思いもよらなかった姿に変身してみよう。
そのほうが、何より自分が面白い。
卒業は、だから、今ある環境を捨て去って、新しい環境、景色の中に自分を連れ出すこと。
年度末までまだ間があるので、新しい環境について、あれこれ考えてみてはいかがでしょう。