すべては「波」、でもチョコはうまいよね
こんにちは。
てらぴーだよ。
鮮やかな夕焼けを見た夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
曇り空や雨の日が続いていたせいか、なんだか久しぶりに、夕焼けを見たような気がします。
それも鮮やかな紅の。
自然現象とは言え、感動を与えてくれる空模様って、ありますよね。
きれいな夕焼けも、「きれいだ」と見ているのは人間だけで、他の生き物は、そのようには捉えていないのだと聞きます。
イヌや牛は、白黒の世界に住んでいるらしく、カエルに至っては、目の前を動くものにしか反応しないのだとか。
きれいな夕焼けだ、と思って見ているのは我々だけらしいです。
しかも、その「色」も、本当は存在しないのだとか。
単なる波長があるばかりで、ある波長を特定の色として認識しているのは、我々の「脳」だなんて、にわかには信じがたいです。
物理学の「ひも理論」によれば、物質の究極の姿は「モノ」ではなくて(ヒモの)振動だそうですから、この世にはモノがあるのではなくて、ただただ振動、波だけがある。
まさに、一切は空。
実体なんてないのでしょう。
とはいえ、日常の生活では、モノはあるし、色もついてます。
チョコをかじると甘いし、コーヒーをすすると苦くはあるものの、おいしさを感じます。
でもそれらはみんな「まぼろし」で、映画『マトリックス』で描かれたように、本当の私たち、というのは、どこかのカプセルで「夢=現実」を見させられているだけなのでしょうか?
一切は空とは言うけれど、腹はすくし、モノを買えばお金を払わないといけない。
モノもお金もすべては幻、と言いながら「商品」をカバンに詰めていたら犯罪でしょう。
さすがに、パトカーやかけられた手錠までも、「幻」とは強弁できません。
そこまでの勇気もない。
一切は空かもしれずとも、「現実」の生活も確かにあるようなので、そこはバランスでしょうか。
一切は空だとの達観と、腹が減ったらうまいもんが食べたい煩悩。
その二つの間を揺れながら、生きていくのでしょう。