紙の大敵は湿気、それに水っ気なのでした
こんにちは。
てらぴーだよ。
久しぶりに晴れ間の見える夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
梅雨の中休みなのでしょうか、朝から晴れていいお天気でした。
夜になって雲が増えても、晴れ間というか夜空がのぞいています。
夕焼けに染まった雲も、「でんぶ」のようなショッキングピンク。
それにしても、蒸す。
というわけで、ミスドなどに避難するわけですが、冷房対策として、最近は冬に着ていたジャンパーを抱えて入ります。
冬用としては薄手のジャンパーなのですが、その薄手がこの頃には最適にマッチして、冷房が効いている中、寒さに震えなくてすんでます。
何といっても紙の大敵は水気、湿気なのですから。
手帳やノートなどの紙類を広げて、何か書こうと手を当てたら、汗ばんだ手の汗で紙が波打つ経験は、どなたもご存じのことと思います。
なので、おいそれと冷房を発動しない自宅においては、手のひらに敷くあて紙を用意していたものでしたけど、冷房の効いたカフェやミスドなどでは、もはや必要ありません。
ただ時折り、特に必ずお水が出てくるカフェでは、その水の入ったコップの周りに水滴がついて、やがて垂れてきて、コップの周辺をちょっとした水たまりにするという事案がございます。
ついうっかり気づかずに、紙類をその周辺にはわせたりしたら大変です。
あっという間にわが手帳やノートの紙類は、吸い取り紙のごとくにその水分を吸ってしまうでしょう。
吸い取らないまでも、水に触れるというだけで、紙類はその表面を波立たせることでしょう。
しかも水と接触した紙には、どんな筆記具もその本来の機能を果たせません。
つまり字が書けない。
もしそんなことにでもなったら、しばらく文字を書く行為はお休みとするか、そのこと自体をその日はあきらめないといけなくなる。
冷房の効いたおしゃれな店内で、文字をしたためて、ちょっと自己肯定感でもかさ上げしようという目論見は、もろくも崩れ去るのです。
恐るべし水滴、恐るべし結露。
これがミスドだと、水などはトレーの中なので、テーブルに置かれるということがありません。
ノートを広げる時はそのトレー、ジャマだったりするのですけど。
ですから夏は、どこで手帳を広げようか、どこでノートに書きまくろうか、というのが、夏の課題として存在するのです。
もちろん、水にぬれても大丈夫な、プラスチックな紙も、その紙を使ったメモ帳も、今じゃあダイソーででも手に入りますし、雨の中でもメモが取れる「野帳」も、ずいぶん前から発売されてます。
でも正体はプラスチックなので、書き味が今一つ。
鉛筆だと薄すぎて、書いた実感がわかないし、ボールペンの類では、表面がつるつると滑りやすい。
中には時間が経つと、インクが必要以上にしみこむものもあるので、注意が必要です。
水性ペンでは種類によって、インクをはじいてしまうものもあります。
書いた後で手で触ると消えてしまうくらいに。
工事現場などで、油性ペンで大きく書く分には、必須のアイテムなのかもしれません。
ただ、テクノロジーは、日々進歩なので、そのうち紙の感触を再現したプラスチックな紙が、登場するかもしれません。
あるいは、水に浸かっても、筆記が可能なインクもしくはペンが、開発されるかもしれない。
テーブルの上の「水たまり」に浸かりながらも筆記できるようなインクあるいはペン先。
あるいは、さらにその上を行って、水たまりのその表面に、さらには水の中に字が書ける時代が来るかもしれないではないですか。
って、そのペン、いったいだれがどんな場面で使うのやら。