カフェで、なぜ人は開きたがり書きたがるのか?
こんにちは。
てらぴーだよ。
早くも稲刈りが終わった田の横を自転車で通り過ぎた夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
8月の末ですから、稲刈りも始まりますよね。
『ほぼ日手帳』の来年度版も発表されたようです。
中味よりも、カバーのデザインに注目が集まっているようです。
個人的には、ヨシタケシンスケさんのカバーを手に取って眺めてみたい。
これで、使い方のマニュアル本が毎年必ず出る2大巨頭が揃いました。
独学ブームや、相変わらずの文具ブームに加えて、お家時間の増加で、手帳や「書くこと」への関心が、例年以上に高まっていますから、手帳の「複数使い」に拍車がかかるのではないでしょうか。
あるいは、手帳プラスノートという複数使い。
特に薄めの手帳をチョイスして、A5のノートカバーを求めれば、手帳とノートの2冊を1冊として持ち運び出来ます。
筆箱やペンポーチも、大容量のが人気みたいで、しかも、ペン型のハサミやらスリムになったホチキス(ステープラー)、修正テープ、テープのり、加えて、丸ごとじゃなくてシート状で持ち運びができるマステ、付箋の数々。
机の上の書くための道具一式をモバイルにできる環境はそろってます。
するとどうなるか?
今まで以上に、カフェなどで手帳のみならず文具一式を大公開する人が増えていくのかもしれません。
なぜか手帳やノートって、自宅でも書きますが、出先のカフェなんかで書きたくなるものですよね。
なぜカフェだと集中できるのか、の答えの一つに、「適度のざわめき」があるから、というのがありますけれども、それの延長で言うならば、なぜカフェだと手帳を広げ、ノートも出して書きたくなるのかと言えば、「適度な視線」があるからだと説明されるかもしれません。
どなたか心理学かなんかで証明して欲しいですよね。
結構ミスドに行くわけですが、お勉強だったり、資格試験だったり、自己啓発だったり、ひたすら読書だったりするわけですよ。
どんなノートや手帳、それから文具を使っているのかチラ見するのが結構好き。
ていうか、ほんの一瞬ではあるけれど、通路を通るときにテーブルの上に手帳やノートが広げられてあったら、そりゃぁあチラ見しますよね、ええ、しますとも。
中には会社の、何かしらの書類を書いている人もいますし、束になったレシートと格闘しているおばちゃんを見たこともあります。
パッと見、カラフルできれいなノートもあれば、たまにですけど、マインドマップを描いているおっさんもいらっしゃいます。
ビジネス本に線をやたらと引きながら読んでいる若いスーツ姿の、これから起業するんです的な兄ちゃんもいれば、かなり本格的な「絵コンテ」(漫画の下書き)を書いている主婦の方もいました。(左手の薬指に光るものが)
いやあ、ミスドには本当にいろんな人が集うものですね、って、違う。
人はカフェで書きたくなる、だ。
どこかの雑誌で、「カフェでもの書き特集」とか、「カフェに連れて行きたい文具大全」なる企画が生まれると見た。
ていうか、あったら買う。
手帳やノート、文具一式、まとめるポーチ、そしてそれらを積み込むリュック。もしくはトートーバッグ。
これらをカフェなどのテーブルの上に広げたら、インスタ映え(死語?)しませんか?
手帳だけが単独であるのではなくて、手帳のあるところ、必ずやノート筆記用具、小物文具、修正もの、貼り付けるもの、紙面を飾るもの、それらをサンダーバード2号のコンテナのように収納するもの、そしてすべてを包み込むものが混然一体となって、カフェの中を徘徊するのです。
新年度の手帳に会える9月はもうすぐそこ!