メモ、ノートの重要性はますます広がるでしょう

こんにちは。

 

てらぴーだよ。

 

これが残暑かの夜に、手帳の時間です。

 

今日1日を丁寧に振り返りましょう。

 

パソコンも残暑にあたったのか、反応がいつにもまして遅い。

 

さて、例年恒例の、次の一年の手帳を吟味する時期です。

 

でも、手帳だけですべてをまかなっている人というのはいないのではないかと思います。

 

その昔は、手帳の構成と言えば、スケジュール管理にメモ機能、それから巻末に住所録があって、手帳によってはさらに、日本鉄道全図とか、いつ何に使うのか判然としない「度量衡」の変換表やらがあったものですが、今日では、手帳と言えば、まずはスケジュール管理のページがあって、その後に申し訳程度のメモページが続き、それでおしまいといった感じの、構成とも言えないページ立てになっているかと思います。

 

そして昨今、手帳からは減っているメモページが、分冊としてノートになっていると考えられます。

 

スケジュール管理だけだったら、今やデジタルのほうが便利な面もあるでしょう。

 

でも、様々なメモに関しては、メモ用の冊子すなわちノートが、その存在感を高めているのが実情だと言ってもあながち間違いではないと思われます。

 

これからはさらに、手帳プラスノートですよね。

 

そのノートの使い方、すなわち広い意味での「メモの技法」がこれからますます重要になると思います。

 

単なる連絡事項のメモとか、相手に伝えたらそれでお終いで捨ててもいいメモ、新しい情報のメモ、ほかの媒体、メディアからのメモ、読書メモ、思い付き、アイデアメモ、日々の記録、備忘録、マインドマップにマンダラメモ、とにかく書き残したいメモで私たちの日常はあふれています。

 

そんな雑多なメモを、時系列で1冊にまとめるもよし、読書メモやテーマ別のメモを分冊にするもよし。

 

メモに「規定」はありません。

 

先ごろ、フランク王国の、日本語による初めての通史を上梓した佐藤彰一さんは、ノートを作る代わりにカードを10万枚作ったそうです。

 

冊子でも、カードでも、メモの重要性はこれからも増すことはあれ、廃れることはないでしょう。

 

そして、その場合のメモの技法、ノートの取り方が、一つのスキルとして重宝されていくに違いありません。

 

書いたものの検索の利便性を考えると、デジタルとの協働も盛んになるでしょう。

 

書くときは手書きで、アナログで、それをデジタルで記録して、検索を容易にする。

 

ネットで繋がって、リモートワークなブレストやKJ法も実行できるでしょうし、もうすでに活用されているのかもしれません。

 

けれども始まりは手書きのメモ。

 

「紙に手書き」はツールを越えてスキルも超えて、受け継がれていく技量となるでしょう。