満月だ!月に光を浴びて月の人になろう!

こんにちは。

 

てらぴーだよ。

 

中秋の名月で満月の夜に、手帳の時間です。

 

今日1日を丁寧に振り返りましょう。

 

満月です。

 

ベランダに、アウトドアな折り畳みのイスを出して、ちょいとお月見を。

 

雲もほとんどなく、満月の光を浴びてました。

 

それにしても、あの光が、もとをただせば太陽の光だなんて。

 

お月様自体には光を出す機能はなくて、太陽の光を反射してあのように輝いているのだと分かってはいても、あれはやはり「お月さまの光」だとしか思えません。

 

宇宙空間で、太陽からの光を反射する過程で、それから地球に届く間に、何かが起こって、光を変容させているのかもしれない。

 

吉田戦車の漫画に、こういうのがあったのを思い出しました。

 

衛星放送が見たいと駄々をこねる弟に対して、姉は「(地上波でも)同じじゃないの」というのですが、でも弟は、こう切り返して言うのです。

 

 

「だって、姉さん、衛星!

 

宇宙に行って帰ってきた電波だよ。

 

きっとすごく面白くなっているに違いないよ!」

 

 

同じようなことが、月の光にも当てはまらないと、誰が断定できるでしょうか。

 

月に光は神秘に満ちていて、とても「太陽光線を反射したもの」だけではないと思えてなりません。

 

月の光の変わり具合は、地上での時間の運行にも影響を与えています。

 

いわゆる太陰暦

 

月の満ち欠けをもとに、地上で生活をしようと考えた、我々の祖先は、さながら月の人だったのかもしれません。

 

太陽暦がこれだけ普及しても、太陰暦は廃れるどころか、いまだに何かにつけ旧暦が参照されています。

 

私たちはいまだに、月の運行の中で生きているのかもしれません。

 

そう言えば、太陰暦カレンダーも何種類も出ています。

 

出始めは、もう20年ほども前だったでしょうか。

 

でもそれまでは、太陰暦なカレンダーや暦は、ほとんど見なかったように思います。

 

それが、カレンダーに始まり、太陰暦による生活の紹介や指南本へとつながり、手帳にも、月の運行を載せるものが出て、今ではすっかり市民権を得ているようです。

 

月の満ち欠けで生活を整えるような手帳も、何種類も出ています。

 

そこまで出なくても、見た目は普通の手帳なのに、月の形(月齢)をマンスリーのカレンダーや、ウィークリーに載せている手帳もあります。

 

僕が愛用している手帳は、カレンダーとウィークリーに、満月と新月、それに半月が、ワンポイントのようにつけられてます。

 

まあ、これぐらいは意識しようよと、そういう配慮なのかもしれません。

 

太陰暦があって、生活を決めてきたのではなくて、月の運行による生活が長くあって、それが太陰暦として作られた、生活の実践の方が先でしょう。

 

ならば、我々は、明治になって暦を切り替えるまで、月の運行の元に生活してきたのです。

 

時には月光を浴びて、月の光で生活していた昔を思い出してもいいのかもしれません。