日々のToDoを壮大なプロジェクトに
こんにちは。
てらぴーだよ。
お月さまを背に歩いた夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
夜、降り続いていた雨も上がり、見事なお月さま。
満月からたった1日しか経っていないのに、もうまんまるには見えません。
見た目はあんなにちっこいのにね。
お月さまが日ごと夜ごと様々な顔を見せるように、私たちも一人ではありません。
個人としては一人でも、いろんな顔を使い分けていると思いますし、それぞれの役割においても、ただ一種類の顔をしているわけでもないでしょう。
我々は皆多重人格、といった人もいましたが、それぐらいひとりの人が持つ役割は多いのでしょう。
だとすれば、手帳においても、その書き分けが必要でしょう。
かと言って、「人格」ごとに手帳を用意するなんてことは非現実的です。
生身の体はひとつで、同時刻に違った空間には現れられないのだから、手帳はひとつ、でもその書き方に複数のラインを設定することはできるでしょう。
手帳の使い方で、仕事とプライベートの書き分けが話題になりますが、体はひとつなので、バッティングを避ける意味でも、1冊の手帳の中での書き分けがいいのではないかと思います。
そうしてさらに、タスクごと、案件ごとの書き分けをすれば、いかに多重人格であろうとも、1冊の手帳で、マネジメントが完結すると思います。
タスクや案件をプロジェクトと捉えて、そのプロジェクトごとの進捗を書き分けられればいいのでしょう。
そうなると、時間軸に沿った流れが見やすいバーチカルよりも、個々のプロジェクトの流れが見やすい「ガントチャート」がいいのではないでしょうか。
市販のガントチャートの手帳では、少なくても5件、多いと10件のプロジェクトを記入できるようになっています。
日々のいろんなタスクを分類して、その進め方を日付けと合わせてガントチャートに書き込む。
1日分の時間的な配置は、バーチカルで見える化すれば、いろんなタスクがあろうとも、管理できるのではないでしょうか。
幾つかのプロジェクトが同じ日に重なれば、それも見えるわけだし、スケジュールの渋滞も見える化することで、他の日に移すこともたやすいでしょう。
さらに、プロジェクトとしてまとめると、そこにストーリーも生まれてくると思います。
ひとつのプロジェクトの始まりから終わりまでに「物語」をイメージする。
そのイメージが、推進力となるかもしれません。
たんたんと個々のスケジュールをこなすのではなく、一つの壮大な物語を紡いでいる。
たとえ明日のタスクが、「トイレットペーパーを買うこと」であったとしても。
そうした、プロジェクトの物語化がつまらない案件を無くし、どんな些細なことも壮大な叙事詩の1節なのだ、という思い込みが、生活に彩を与えてくれるでしょう。
ばかばかしくも大げさなゲームに、日常を変えてみましょう。
ガントチャートで。