自分設計図をノートに書く
Mさんへ
こんにちは。
てらぴーだよ。
アインシュタインの言葉に、「今の課題を解決するためには、今のあなたではダメだ」といった意味の言葉があるそうだ。
つまり、成長すれば、課題も解決できる。
八方塞がりでも、「上」は空いている、という言葉もある。
上が空いているというのは、成長すれば八方塞がりから抜け出せる、ということだ。
自分をバージョンアップしよう。
ただし、いまの自分を否定しないことが肝心だ。
「今のあなたで丁度いい」なんて言葉があるけど、それは無視して。
自分にもっと期待しよう。
というわけで、ノートに新しい自分設計図を書いてみよう。
設計図とは言っても、物理的に難しいとか不可能なことはある、残念ながら。
例えば、身長は伸ばせないかもしれない。
もう十分おっさんになってから、「身長が2メートルになりますように」というのは不可能だ。
でもそれは、あなたの能力とは関係ない。
遺伝的なことだからだ。
でも、100歩譲って身長が2メートルになったとして、それで何がしたいのか、そっちの方が大事だろう。
一方、知性とか、考え方なら無制限だ。
知識の量だっていくらでも増やせる。
どこまでも深く広げることができる。
でも、クイズ王になるのが人生の目的ではないだろう。
知識の集積は、教養にはならない。
自分にはどのような能力があるのか、そしてそれらをどう伸ばしていけばいいのか。
迷ったら、先人に聞け、だ。
「憧れの人」を作ろう。
モデルを探すのだ。
自分がやろうとしていることを、もう実現している人たち。
自分が身につけたい能力や特質を持っていてしかも、発揮している人たち。
そんな人が必ずいると思う。
自分が興味のある全ての分野で、「先輩」はいるのだ。
その人たちをモニターして真似っこしよう。
頭の使い方、体の使い方、人との接し方、どんどん真似しよう。
そういう憧れになる人たちは、大抵本を書いていたり、SNSで何か発信していたりするから、フォローしてみよう。
そっくり真似てもいいし、アレンジしてもいい、その通りにしないといけないことなんてないのだから。
「あんな風になれたらなあ」と思っているだけでは近ずけない。
何でかっていうと、そのことを忘れるから。
忘れて、ということはその人に近ずくことを何もしないで過ごしてしまった、ということだ。
そして時間が経ってから思い出す。
そうだ、自分はこんなふうになりたいと思ってたんだ、と思い出しはするものの、忘れていたという罪悪感からモチベーションも下がってしまう。
そして(何もしていないのに)「自分には無理だったんだ」という謎の言葉を残して、諦めるんだ。
そうならないために、「見える化」が必要だ。
書くだけではなしに、紙に書いて貼っておく、これをてらぴーは、「パネル化」と称している。
ノートに書き出して、そして、毎日見る。
さらに、別の紙に書いて壁に張り出そう。
新しい自分にワクワクしよう。