栄養をとるより大事な「栄養」

こんにちは。

 

てらぴーだよ。

 

買い物に行くと、連想ゲームのように記憶が蘇るというか、広がることがありませんか。

 

多分それとは気づかずに、でも頭のどこかでは、今手にしている品物について、恐ろしいまでのスピードでこれまでの記憶が蘇っているのだ、としたら?

 

うるさくて、買い物どころじゃないですね。

 

最近暑すぎるので、先週あたりから、自分の中の炭酸愛が復活。

 

平均しても、日に1本は飲んでいる感覚でいます。

 

炭酸飲料なんて、ある時期には、ジャンクフードなみに批判されていたような気がします。

 

「炭酸を飲むと、骨が溶ける」

 

一体どこから湧いて出てきたのか、でも、これを半ば信じて、炭酸を控えたり、全く口にしない時期もあったのです。

 

こうした、食をめぐる都市伝説のような言説は、他にもいっぱいあるでしょう。

 

「〇〇を食べると(飲むと)、△△になる(ならない)」

 

〇〇には、食材そのものが入ったり、栄養成分に代わったりします。

 

その昔、昭和でいうと30年代の前後の時期、パン食を広めようと、全国的なキャンペーンが行われたことがあったのだとか。

 

その際のキャッチフレーズが、

 

「ご飯(お米)を食べるとバカになる」

 

という、あまりにもストレートで気遣いも何も無い強気なものでした。

 

いや、もうほんとに、パン食普及の街宣車の横にデカデカと横断幕してたのを写真で見ましたから。

 

根拠、まるでなし。

 

だいたい一つの食材や栄養素が、ある機能を左右するとか、能力を出させるとか出させないとか、そこまで強力なのでしょうか?

 

そんな単純に、一対一の対応で、僕たちの体や生や

生活は成り立っているものでしょうか?

 

「カルシュウムが足りない=怒りっぽくなる」

 

という図式は、必要条件ではあっても、十分条件では無いと思います。

 

けれども、あらゆる病い、体だけでなく心の、さらには頭の不調の原因になるものが、ひとつだけあるような気がします。

 

それは、ストレス。

 

何を食べているのかよりも、どのように食事をとっているのかの方を、もっと気にするべきでは無いでしょうか?

 

多少ジャンクなフードでも、気の置けない友人たちと楽しく飲み食いするのなら、そのことが何よりの栄養でしょう。

 

タンパク質は足りてるっけ?野菜を取らなきゃなあと悩むより、「今度一緒に飯食わない?」の連絡が何よりの栄養素です。

 

ストレスを溜めないように気を使うより、笑える時間を増やしたほうがいいと思うのです。