手帳のウィークリーに「自分設計図」を描く
こんにちは。
てらぴーだよ。
少し冷え込んだ夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
1週間が終わり、また新たな1週間が始まります。
厳密に言えば、私たちの体は一瞬たりとも同じではありません。
常に変化しています。
血液はめぐり、細胞は壊され再生され、爪や髪の毛は伸びていく。
けれどもそこに、相変わらず自分であるという根拠のない一貫性があるようです。
それが、「自我」なのでしょうか?
確かに昨日も「私」はここにいて、このペンでものを書いたり、そこのチョコをかじったりしました。
記憶はつながっています。
ならばこの後も同じように、「私」の生活が続いていくのでしょう。
そうした「これから」の生活には、こうしたいという思惑があります。
そしてそれらは、過去を踏まえているようです。
過去にあのラーメン屋さんに行っておいしかったので、来週のこれこれの日にまた食べに行こうなどと計画してみる。
そこに齟齬はありません。
これまでに入ったことのないお店に対して、「また」行ってみようとは思わない。
未来の計画にはことごとく過去が絡んでくるのでしょう。
そうした単発的な計画とは別に、もっと大きな計画も人は立てていると思います。
それが「自分育て」。
自分をこれからどう育てるのか。
自分のどんなところを伸ばしていくのか。
その予定を考えるのもまた、スケジュール管理なのではないでしょうか?
仕事上のタスクとか、友人との約束だけではなく、いわば自分との約束として、あなたは来週、どんなスケジュールを組みますか?
その約束の向こうに、どんな自分がいるのでしょう。
繰り返しますが、私たちの体は日々どころか瞬間瞬間に変化しています。
体の場合、その変化の元になっているものは食事や睡眠、あるいはストレスだったりするでしょう。
それらの「体に与えているものごと」で、体の質やパフォーマンスが左右されるのです。
ろくに食事をとってなかったり、ジャンクフードばかりだと、体はよく動くようには再生産されないでしょう。
食事がそこそこでも、睡眠が不十分だったり、ストレスフルな毎日だったりしたら、体を壊してしまうかもしれません。
体のパフォーマンスは、何を体に与えているかによって大きく異なってくるのです。
今週、体に何を与えて、やめたほうがいいことはありましたか?
来週新たに付け加えたいと思っていることがらはありますか?
明日からの1週間を、今週の繰り返しにしてしまうのはもったいないです。
ウィークリーを開いて、たとえ実行できなくても、理想的な1週間を思い浮かべてみてはいかがでしょう。
睡眠はどうで、食事はどんなで、運動をどう取り入れるか。
そうしたイメージトレーニングと実際の行動、実行で、思い描く体とパフォーマンスを手に入れられると思います。
また、体が何を欲しているのかも、分かるようになるでしょう。
外食に頼らずに、食事も自分で作れば、食材の買い物に行ったときに、「食べたい」つまり必要な食材が見えてくると思います。
何を与え、何を引き出すのか。
そのことは、体に限りません。
頭にも、心にも言えることです。
来週1週間の生活を通して、どんな自分へと変化していくのか。
もちろん、1週間では成果なんて見えないかもしれませんが、この方向に進んでいこうという決意と実行が、自分を育てていくのだと思うのです。
何をして、何をしないか、その繰り返しの中で、こんな自分でありたいということもまた姿を現すのでしょう。
まずは1週間の「自分設計図」を描いてみましょうか。