散歩を冒険にしよう、手帳とノート(野帳)を携えて

こんにちは。

 

てらぴーだよ。

 

時折り雪も交じってた日の夜に、手帳の時間です。

 

今日1日を丁寧に振り返りましょう。

 

金太郎飴みたいに毎日が過ぎていく気がする。

 

昨日と同じことしてる?

 

これ、この前もしてなかったっけ?

 

限られた行動範囲の中をぐるぐる動いている、回し車を走っているハムスターのように。

 

「退屈」って、アリジゴクかも。

 

東京なんかだと、まだ降りたことのない駅で降りてみるとか、一駅手前で降りて歩いてみるなんてことができるけど、地方でそれやったら大変。

 

半日ぐらいかかっちゃう。

 

どこかで何かのイベントを入れないと、窒息しそうだ。

 

小さめの付箋、縦(横?)1センチ、横3センチぐらいのを用意して、行きたいところ、食べたいもの、入ってみたいカフェを書き連ねてみよう。

 

まずは今すぐにでも行けるところから。

 

行きつけのお店だけでなく、気になってはいるもののまだ入ったことのないお店も、何軒もあると思う、どんなに小さな町でも。

 

あるいは、歩いてみたいエリアでもいい。

 

この辺を1日または半日かけて歩くとしたらこんなコースでこんなお店に寄って、なんて想像してみる。

 

できたらまだ歩いたことのない通りを選択してみよう。

 

街歩きで楽しいのは、迷子になることだ。

 

一瞬、「ここはどこ私は誰」状態になるけど、少し歩けば見慣れた通りに出られると信じているから安心だ。

 

そうやって、未知と既知がつながり合う。

 

自分の地図がまた一つ広くなる。

 

ちょっとした冒険のご褒美も、あの通りの向こうに待っているかもしれない。

 

雰囲気のいいお店を見つけたと思ったら「定休日」で、でも落胆するには及ばない。

 

それは「また来なさい」という約束ができたということだから。

 

そうやって何度も足を運ぶことで、その通りや町は、自分にとって特別な町になる。

 

自分だけのひそかな楽しみのように、心にしまい込む。

 

行きたいところを書き尽くしたら、やりたいことも書いてみよう。

 

お弁当を作れなくても、コンビニなんかで調達して、ピクニックをするのも悪くない、見慣れた場所でも。

 

外で食べるご飯って、おいしいよね。

 

でも見た目は「じじい」だから、気をつけないと、何かの事情で不本意にも外でご飯を食べている老人にされちゃうかも、周りの人から。

 

うつむいて食べてちゃだめですよね。

 

前から行きたかった博物館や美術館で新しい楽しみ方を探るのもいいかもしれない。

 

そんなときには、小学生のように、ノートと筆記具がマストだ。

 

もうこんなこと知ってるよ、なんて余裕をかまさないで、「え、そうなのか知らなかった、これはメモしておかなきゃ」という初心に返ってありきたりのことでもメモしてみよう。

 

新しい発見があるかもしれない。

 

見慣れたものを見慣れたように見るなんて退屈だ。

 

きょう来日した外国人のように、「コレハナンデスカ、ハジメテミマス」と感じてみよう。

 

始めた食べるの人のように、「タコ焼き」をゆっくり味わうなんてどうだろう。

 

味の変化や感触をどんなふうにレポートするだろう。

 

手帳とノート、野帳を携えて、街を歩いてみよう。

 

街歩きの新しい楽しみ方を見つけるぐらいの意気込みで。