コロナ自粛の今こそノートに向き合おう
こんにちは。
てらぴーだよ。
飽きもせず降る雨の夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
金沢や野々市といった、自分が住んでいる地域から感染者が出ると、コロナ騒動がものすごく身近に感じてしまいます。
最初は国外の事件だったし、国内で感染者が出ても、遠く離れていると、どこか他人事にしか思えなくて、自粛要請なんかも、自分は大丈夫だろうと根拠なく思っていたものでした。
しかし、自分の散歩コースの一部を走っているバスの運転手さんが感染したとか、自分が住んでいる町の名前が出てくると、とうとうここまで来たのかと思わざるを得ません。
症状が出ない人もいるわけで、外を出歩きお店に入ると、感染の可能性は高まります。
いまさらながらに、他人事ではなかったのだなあと思う次第です。
もしかしたら自分も、無症状ではあるものの、感染しているかもしれない。
本当に不用な外出を避けて、家にこもるしかありません。
きわめておおざっぱな言い方ですが、経済はかなりの打撃を受けているのでしょう。
従業員のために、休業より倒産を選んだ企業が取り上げられていました。
長引けば、具体的な影響がもっと出てくるに違いありません。
企業活動もそうですが、個人の生き方にも、大きな影響を与えることでしょう。
その範囲は、「働き方」に限りません。
どのような生き方がいいのか、他人との比較ではなしに、考え直す人も出てくると思います。
会社や勤め先の意向で左右される生き方ではなく、自分が望む生き方、それはどれぐらい現実的に可能なのでしょう。
できないと思われていた、もしくは実現はまだ先と言われていた「自宅勤務」という形態も、やってみたら意外とできて、しかもストレスなし。
だったら、パンデミックがおさまっても、自宅勤務のほうがいいと思う人も出てくるに違いありません。
また、これを機に、地方へ移動する人も出てくるかも。
自分が過ごしたい毎日の生活をどう実現するか、その舞台は、都市でなくてもよかった。
学び方も、PⅭとネット環境があれば、何も「学校(校舎)」に行かなくてもできると考えて、世界を放浪して学び続ける人なんかにも出てきてほしいところです。
行き詰っていた閉塞感を「コロナ」が無理やり力づくで動かしてくれている。
「失われた30年」を終わりにして、でも、経済的な指標には表れない「活力」が、この国に生まれればいい。
誰かが何かをするのを待つのではなく、まずあなたが自分をどうしたいのか、まっさらなノートを用意して、書き込んでみましょう。
僕のおすすめは、いつもの通り、A4の方眼のノート。
できれば分厚い、ページ数の多いのを選んで書きなぐるのです。
アピカの「紳士なノート」は96シート、192ページです。
モレスキンなども同じ枚数だったと思います。
自分の思いを書こうとしたら、1ページや2ページでは足りません。
それだとまだ、表面的なことしか出てきません。
96枚のノート1冊書きつぶすぐらいの勢いで、書き出さないと、自分の本音には到達できないでしょう。
誰に見せるものでもないし、誰かに評価してもらうものでもない。
字だけでなく絵にしたり、ペンを変えたり、書けなくても何時間も取り組んだり、1時間や2時間で終わることではないのです。
夜寝る時には開きっぱなしにして、朝起きたらすぐにでも書き込めるようにして、しばらくノートと付き合ってみてはいかがでしょう。
ちなみに僕の「アピカ」は2冊目です。
書ける日もあれば書けない日もあるし、書きたくない日もあるでしょう。
でもそこは修行だと思って取り組んでいると、思わぬ「天啓」みたいのが降りてきたりします。
「ほんとにこれ俺が考えたのか」とうなってしまうことすらあるでしょう。
ノートに手書きを続けることで、意外な自分が出てくるでしょう。