もうだめだ!と思ったら、言葉の力に頼ってみる

こんにちは。

 

てらぴーだよ。

 

大雨やコロナへの警戒が続いている夜に、手帳の時間です。

 

今日1日を丁寧に振り返りましょう。

 

言葉には不思議な力があって、ただの「音声」でもなければ、紙についた「シミ」でもない。

 

例えば、言葉には、人の気持ちを左右する力がある、というのはすぐに納得してもらえると思います。

 

もちろん、言葉を介さない「俺の目を見ろ」みたいなコミュニケーションもありますが、言葉にしたほうがより一層相手に自分の意図を伝えられるでしょう。

 

言葉を音声にする時には、その言い方、声の出し方でずいぶんと伝わり具合も変わってきます。

 

加えて、表情や姿勢、さらには服装や場所などの環境も、伝わり方を左右しているのでしょう。

 

でも、最後は言葉です。

 

受け取った相手が心か頭か分かりませんが、記憶としてしまい込んで、後で何度も反芻する言葉。

 

そうして「真意」が分かった時の腑に落ちる感じ。

 

言葉には、表面上の意味だけでなく深さをも持ち合わせているのです。

 

これが、書き言葉ともなると、さらに力が加わることでしょう。

 

いきなり言葉を思い浮かべて、そのまますぐに書き連ねる人も少ないかと思います。

 

まず何を書くのか、頭の中で吟味することでしょう。

 

書こうとしていることについて、もう十分に考えているのなら、言葉もすらすらと出てくるかもしれませんけど、まだ十分に言語化できていない事柄であれば、まずは、頭の中で言葉を探し文を綴るでしょう。

 

そして、この思考している時間も、頭の中で言葉が飛び交うのですから、大切な時間なのです。

 

書くときには、言葉や文章を思い出しながら、一方では言葉を新たに紡ぎながら、書き進めるわけですが、この時、頭の中で「音読」してませんか?

 

というか、頭の中で言葉が出てくる時は、いつでも「音声」付きではないでしょうか?

 

考え事をしていて、「うーん、困ったな、これはどうしよう」なんて言葉で考える時、頭の中で声に出してませんか?

 

それとも、無音で、「文字」だけが頭の中にありますか?

 

書き写しでも何かを考えて書くときでも、頭の中では「音読」をしていると思います。

 

このことが、言葉の力をさらにパワーアップしているのだと思います。

 

何しろ脳で「音読」しながら手で同じ言葉を書いて、さらにそれを目で視認しているのですから。

 

こんなに強いインプットもないでしょう。

 

言葉には、現実を変えていく力があるはずです。

 

今がどのような状況でも、変えていくことは可能でしょう。

 

大きく全体を変えることはできなくても、今すぐにでも変えられることはあるはずです。

 

そしてそのことを変えたのなら、次に変えられることが見えてくると思います。

 

そうした小さな変化を身の回りから取り入れることで、大きな変化へとつないでいくことができるでしょう。

 

運命みたいに変えられない、この現実をどうしろって言うんだなどと、変えられない理由はいくつもあげられるでしょうけれども、そこにいくら目を向けていても何かが変わることはありません。

 

こんな状況だけど、変えられるのは何だろうと自問自答して、変革をつないでいけばいいのです。

 

今の状況が八方ふさがりでも、言葉で説明してみると、どこかしらに変えられる「穴」が潜んでいると思います。

 

あれができないこれが足りないと思っていても、いざ書き出してみると、10個もあげられないのではないでしょうか?

 

自分が思い込んでいるより八方塞がりではないのだと思います。

 

言葉の力で、突破しましょう。