タブレット型の電子手帳に「冷房」はつかないのか?
こんにちは。
てらぴーだよ。
まだまだ危険な暑さじゃねぇかな夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
「危険な暑さは峠を越えた」と天気予報が言っていたはずなのに、まだ危険だよ。
日が落ちてからも、まだ「ぬるい」し。
でも、この、夜のけだるい暑さが好き。
邦画にして、全編「日本語字幕」付きの名作『ウンタマギルー』。
そのポスターだったかチラシだったかは失念しましたが、このような文句が躍っていたのでした。
オキナワン・チルダイ、沖縄の聖なるけだるさ
ああ、それ以来、この夏の暑さからくる何とも言えない脱力感は、僕の中では「オキナワン・チルダイ」なのですよ。
ただひたすら暑くて、熱風が体にまとわりついて、何かをしようという気力を奪っていく。
脱力して、そこにたたずむしかない、そんな感覚。
でも、それが、夏だよね。
このけだるさも、あと少しかと思うと、寂しくもあり、でも日中のじりじりとくる暑さには閉口している。
気温も湿度も気圧の関係も、何もかもがちょうどいいなんて時期は、実は少ないのかもしれません。
それでも、快適に過ごそうと、服装に工夫を凝らしたり、エアコンを発明したり、打ち水などのプチイベントを開発してきたのでしょう。
ノートや手帳も、電子ペーパーって言うんですか?タブレットのようなのが進化しています。
何しろ電子機器なので、画面の精細さや専用ペンでの書き味などは、いくらでも改善できるでしょう。
筆圧感知の技術も進み、紙に書いているのと大差ないように言われてます。
そのうち本当に、手書きを超えて、筆記用具のスタンダードになるかもしれません。
ただ、紙をめくるあの感触、クオリアを何とか再現できないものでしょうか。
そんなところにこだわっているのが、昭和なのかもしれませんが。
正体は「電子機器」なので、電気で動かせるものなら親和性があるのでしょうか。
つまり、電子ペーパーに、「冷房」をプラスすることはできるのでしょうか。
原理はともかく、1枚のシートを冷やせればいいわけですよね。
あるいは、1枚のシートから、原理はともかく、冷風が出るようにする。
それを、本来の電子ペーパーとくっつける。
手に持つと冷え冷えしているとか、筆記するのに冷たく感じるとか、書いていると機器の周りから冷風が噴き出して涼しくなるとか。
部屋全体を冷やさなくても、今流行りの携帯の扇風機がその周りだけを涼しくするみたいに、字やイラストを書いているその周りだけ涼しい、みたいな。
そんな、冷房機能がつかないものでしょうか?
壁掛けテレビだって、くるくると巻ける時代が来ようとしているんだから、電子ペーパーを紙並みに薄くして、そこに「冷房あるいは冷風シート」を挟み込む。
夏の暑い日でも、屋外での使用に何の支障もありません。
工事関係の人たちには、歓迎されるのではないでしょうか。
野帳を使っているような、フィールドワークの人たちにも活用されると思います。
もちろん、冬は発熱するようにすればいいのです、原理はともかく。
そうなると、一年中快適に筆記が楽しめます。筆記のしやすさとか記憶容量などは、そろそろ頭打ちなのでしょうから、それ以外の機能が問われていると思います。
どんな方向に進化するのでしょうか。