自分の1日をフィールドワークしてみよう、野帳片手に

こんにちは。

 

てらぴーだよ。

 

来週はいよいよ雪か?の夜に、手帳の時間です。

 

今日1日を丁寧に振り返りましょう。

 

1日の内には、記録しようと思ったら、膨大な情報があるのであった。

 

そのすべてはもちろん記録できるはずもなく、多くの「今日わが身に起こったこと」は忘却されていく。

 

重要なスケジュールだけでなく、何気ない日常の一コマも、記録していくと、案外に貴重だと思えてくるから不思議。

 

歴史の年表で、その時代を表す大事件ばかりが取り上げられていますが、歴史の底流を流れる人々の暮らしぶりというのも、大切な歴史の1面でしょう。

 

ただ、大事件に比べると、そのころの人々が何を考えどのように暮らしていたのか、なかなか記録には残ってません。

 

あなたの「歴史」にも、履歴書には書かないけど、自分という人間を知る上では大切な事柄が必ずあるに違いありません。

 

日記を書くと言えば、「そんなに毎日書くことなんてないよ」と言われそうですけど、年表に残るようなことではなくて、ふだんのあまり変わらない日常を書き記していくことも、後々面白い記録になると思うのです。

 

そんな、わが身のフィールドノートのような「日記」をつけてみませんか?

 

「今日あった特別なこと」ではなく、いつものこと、もしかしたら毎日していることなどを書いていくのです。

 

読み手がいます。

 

それは未来の自分。

 

今現在、毎日していること、当たり前のことでも、数年もしくは10年以上も経てば「他人の生活」のようなものです。

 

小学生のころ、何に夢中だったかは覚えていても、そのころ毎日何を食べていたのかとか、どんな服装をしていたのか、学校で配られたプリントの内容など、覚えていますか?

 

当たり前とか、ふだんのこと、日常だった、そんなことほど記憶に残らず、でも、当時の資料とか現物が出てきたりすると、「懐かしい!」「そうそうこれこれ」「ああ、あったよな」なんて塩梅で、多くの人は狂喜するのではないでしょうか。

 

同じように、今自分の周りにある当たり前なものや、毎日習慣として行っていることなど、「(自分史上の)有形無形の歴史遺産になること、間違いなしです。

 

こういった記録には、手帳だとスペースが足りないと思うので、フィールドワークにはフィールドノートというわけで「野帳」がおすすめです。

 

でもまあ、どんなノートでも構わないんですけどね。

 

要は日常を切り取って、未来の自分に実況中継するようなつもりで、できるだけ詳細に、具体的に書くことです。

 

ふつうは、「7時夕食を取る」なんて書きませんが、野帳には書きましょう。

 

それも「食べた」という事実だけでなく、献立を具体的に書いてみる。

 

イラストで、毎日食べたものを記録している人もいますよね。

 

さらに、どんな味付けだったか、どんな気持ちで食べていたのか、また食べたいのか、もう結構なのか、感想も書いておくと、忘れたころに読み返す楽しみが倍増です。

 

記録は食べたものに限りません。

 

僕はたまに、着ている服装を絵と文字で書くことがあります。

 

特に今は冬で寒いので、どんな防寒をしていたのか、その時の気温は何度で、どれくらいの効果があったのかなかったのか、ちょいと控えるようにしています。

 

でも、毎日じゃありません。

 

日々のコーディネートを毎日欠かさずカラーで記録していく、というふうになったら大変だから。

 

義務感を感じない程度に書いてます。

 

振り返ってみれば、毎日のルーティンなことだけど、シリーズものになっていることも多いと思います。

 

食べたものシリーズ。

 

服装シリーズ。

 

はまってしまったおやつシリーズ。

 

100均で買ったものシリーズ。

 

つい手が伸びてやめられない、禁断の夜食シリーズ。

 

1日を振り返って、自分の生活がどんな事柄から成り立っているのか、見直してみるのもまた、楽しいと思います。