新しいペンを買ったのだ、決意の印として

こんにちは。

 

てらぴーだよ。

 

新しいペンを買った夜に、手帳の時間です。

 

今日1日を丁寧に振り返りましょう。

 

新しいペンを、何かの決意でもあるかのように買いました。

 

毎回そういう気分になるわけではありませんが、時には、新しいペンを買うことで、これまでの何かを変えていこうという、決意にも似たある強い気持ちを感じることがありませんか?ありますよねああよかったみんなそうなんだ。

 

今日、久しぶりに文房具が基本3割引きの「事務キチ」に行きました。

 

買うものは、定番の野帳、つい最近値上がりしました。

 

それからペンを物色。

 

ところが、ペン売り場がすごいことになっているのです。

 

まず、一か所にではない。

 

ここがペン売り場ですよ、ペンを買いたい人はここに来てください、というセオリーが、崩壊しています。

 

どういうことかというと、あちこちに分散しているのです。一か所にはまとまっていない。

 

なぜか。

 

ペンの種類が多いから。

 

何やかやで、売り場の3分の1はペン売り場になっているのではないかしら。

 

その分、選ぶ側としては、楽しいかというと、さにあらず。

 

あまりにも多すぎて、目移りどころじゃありません。

 

目のやり場に困る、のでもない。

 

目の置き所がない、そんな慣用句、あったっけ?

 

とにかく、あちこちを回遊しなければならず、試し書きをしているうちにさっきのペンの書き味を忘れ、もう一度確認しようにも、どこのコーナーだったかがもはや霧のかなた。

 

しかも、商品名もいろいろで、インクの種類も様々で、なおかつ、いろあいもせんさばんべつ。

 

さっき書いてみたら、とてもきれいな青だったけど、あのペンは、もう蜃気楼の向こう。

 

すべてのペンの試し書きをコンプリート出来るのは、選ばれた人だけでしょう。

 

かと言って、いろいろ話題になっているペンを試さないなんて、わざわざ立ち寄ったかいがありません。

 

おお、これが、いろんなブラックに特化したペンかとか、なるほど「つゆだくのペン」だと、筆記幅が太くなるんだねなど、色々試して確認したり、自分なりに観察もしたいじゃありませんか。

 

でも、種類が多い。

 

かくなる上は、自分のお気に入りのメモ帳を持参して、順番に試し書きをしていくしかないでしょう。

 

線やぐるぐるだけだと心もとないので、漢詩を書いてみるという丸谷才一さんには及ばずとも、せめては何かしらの言葉でもって、筆記の体験を連ねましょうか。

 

その際、メーカーと商品名と、さらには色名の記入も必須です。

 

こうして売り場を1巡する頃には、鮮やかな試し書き帳ができていることでしょう、って、できるのか?

 

ああ、でも、あんなに色があって、しかもメーカーで微妙に色が違うのだから、その色をできるだけたくさん味わいたいという欲望を、押さえることができません。

 

いつかやってやる。

 

それはそうと、結局「事務キチ」では、三菱の「クルトガ」を買ったのでした。

 

穏やかな黄色のボディに、なんとなく引かれて。

 

これも何かの記念でしょう。ということで。

 

シャー芯はもちろんユニの新製品。4Bを迷うことなくえらびました。

 

新しいペンで、何か新しい事態が広がればいいな、そんな期待も込めて。

 

三菱と言えば、つゆだくの先駆者、「ユニボールワン」、なぜか「ロイヤルブルー」が品切れでした。

 

皆さん分かってらっしゃる、あの色合い、すごくきれいですよね。

 

今も使っているけど、予備にもう一本、と思ったらこれですよ。

 

愛用したいペンは、買い占めが正解かも。