できること、やりたいこと、役に立つことを深堀する

Мさんへ

 

こんにちは。

 

てらぴーだよ。

 

ノートを使って、紙の上で自分と向き合えてますか?

 

大学で学んだことをそのまま生かせるなんて、まずありえない。

 

でも、今は無理でも、そのうち生かせるようにしたいと言ってたよね。

 

そのことが、どれくらいあなたの中ではっきりしているのだろう?

 

ノート1ページ、又は見開き2ページでもいい。

 

丸を三つ大きく書いてごらん。

 

数学の集合で、ベン図っていうのがあったよね。

 

つの丸が重なって、三角形みたいになるように。

 

順番はいいから、その三つに、次のことを書きこむんだ。

 

ひとつは、「できること」、次の丸は、「したいこと」。

 

そして、最後の丸は、「役に立つこと。」

 

例えば、あなたは、お母さんの影響もあって、英語がそこそこ話せるよね。

 

それは、できることには違いないと思うのだけれど、「やりたいこと」と言えるのだろうか?

 

なぜ、そんな問いかけをするかというと、その辺で勘違いをしてしまうと、「こんなはずじゃなかった」ということになりかねないから。

 

意外と、自分のことは見えにくい。

 

できるけど、やりたいことはこれじゃなかったという罠に落ちないためにも、ひとまず分けて考えよう。

 

もちろん、できるしやりたいことなら、重なり部分に書き込めばいい。

 

仕事に慣れていくにつれ、これでもいいかなと思ってしまうこともあるだろう。

 

でも、本当にやりたいことを抱えたままだと、いつかその思いは外に出ようとする。

 

それが、例えば、体調なんかに現れたりすることさえあるんだ。

 

本当は何がしたいのか、何をするために生まれてきたのか。これまでしてきたことで、自分が心身ともに生き生きしていた時は、いつ何をしていた時だったか。

 

できることは何か、今までの経験で身に着けたスキルは何か。人と比べての「できる」「できない」ではなく、これまで何をしてきただろうか。

 

役に立つことは何か。自分では、それほどうまくやれたとも思えないのに、感謝されたようなことはないか。「ありがとう」と言われたことはないか。

 

どんな小さなことでも書いてごらん。

 

そこから連想が始まって、さらに思い出すこともある。

 

今まで忘れていたけど、あのころこんなことに夢中だったとか。

 

あるいは、そのことのどこが引っかかるのかということを考えてみてもいい。

 

例えば、「英語ができます」ではなくて、英語を使って何がしたいのかを深堀してみる。

 

英語を使うような仕事をしたいのか、英語を教えたいのか、海外で働きたいのか。

 

自分のスキルとか好きなことをどう生かすのが自分の目的にかなうのか。

 

具体的に具体的に書いてみてごらん。

 

当初予想していたのとは違った面が現れるかもしれない。

 

そのことも含めて、楽しんでみたらいい。

 

ではまた。