スイス、コーヒーの備蓄、やめるってよ

こんにちは。

 

てらぴーだよ。

 

ネットのニュースを見ていたら、スイスという国が、緊急時用に備蓄しているコーヒーをやめる、つまり、食糧備蓄から除外すると伝えていました。

 

国民からの反発もあるようで、最終決定ではないものの、政府は、備蓄はしたくないそうです。

 

理由が、コーヒーはカロリーゼロだから。

 

なるほど、確かに、緊急事態では、カロリーとか栄養のある食料が必要ですよね。

 

有名どころとしては、乾パンが挙げられます。

 

それに、栄養があるだけではだめで、日持ちもしないとね。

 

そうなると、どういった食糧を蓄えておくのか、自ずと絞られてもくるのでしょう。

 

報道によると、スイスは結構なコーヒー愛好の国。

 

イギリス人の約3倍のコーヒーを消費するそうです。

 

で、スイス全国民の3か月分を現在備蓄しているのだとか。

 

そうとうな量になるんでしょうね。

 

でも、しかし、ちょっと待ってほしい。

 

カロリーがないから必要ないとは、とんだ暴論。

 

「人類の生存に不可欠ではない」とおっしゃるが、人は、カロリーだけで生きているわけではない。

 

有名なのが、食物繊維。

 

数十年前だったら、栄養価値がないので、摂取しても意味がないとはっきり言われてましたが、今では大事な食材です。

 

腸を整え、お通じを改善、体調管理に欠かせません。

 

では、コーヒーの効用とは何か?

 

数値では示せないリラックス効果。

 

気持ちを落ち着かせ、あるいは高揚させ、生きる歓喜をもたらします。

 

コーヒーがあればこそ、仕事・作業の効率も上がります。

 

スイス人、その辺が分かってない。

 

食べ物は、食べるだけのものにあらず。

 

カロリーや栄養が同じでも、どんな食材で、その栄養を取るのか。

 

何と何を調理するのか、その時に、色合いまで考えて、材料を吟味するのが日本人。

 

さらに、どんな食器に盛り付けるのか、それもまた、料理の一部。

 

食を軽んじちゃあいけないねえ。

 

もちろん、緊急事態の折には、そんなことも言ってられないのだろうけど、それでも食は、生きる力につながっている。

 

ならばその時、余裕をもって、食を楽しんでもいいじゃない。

 

スイスを襲う緊急事態は、自然災害か戦争でしょう。

 

核戦争や近隣の国の原発事故を想定しているのかもしれません。

 

そこまでいったらおしまいだけれど、温かいお湯が沸かせれば、コーヒーは何よりのくつろぎになりますよ。

 

これ食って頑張ろうとか、これを飲んだら作業開始とか、そういった時のアクセントにも、コーヒーって、貢献すると思うけどなあ。

 

何より、栄養価がないので、意味がないって、それって、特段スキルがないので価値がないって言われているてらぴーのようで。

 

価値なくても、緊急時には、いい仕事しますから。(希望的無根拠)

 

今しばらく、置いてやってください。