ノートに向き合うとは、自分に向き合うこと
Мさんへ。
こんにちは。
てらぴーだよ。
ノートは、うまく書けているかな?
自分のすすむ方向が、はっきりしてきただろうか?
自分が好きだから、などと思っても、実は勘違いをしていることがある。
それも無意識に。
特に、他人の期待をそのまま素直に聞いて、生きてきた場合に。
そういう人に、「これからどうしたい?」と聞いても、今の延長でしか考えられなくなってたりするんだ。
だから、仕事を頑張りたいとか、早く1人前になりたいとか。
そのことが、そのまま自分の本心ならばいいけど、
けれども、仕事で頑張って、どうしたいのだろう。
1人前になって、何がしたいのだろう。
その先に何があるのか、見えているのだろうか?
中には、それなりに出世などして、でも、ある時ふと立ち止まり、
「あれ?俺、何がしたかったんだっけ?」
と自問自答して、分からなくなる、そんな事例だってある。
そうならないためにも、自分が何が好きなのか、どんなことにときめくのか。
人生で何を達成したいのか、何がどうなればガッツポーズできるだろうか?
そんなことを、自分の感情優先で、ノートに書きなぐるんだ。
でも、うまく書けないこともある。
自分の好きなことを書き出すにも、鍛錬が必要だから。
最初は少ししか書けないかもしれない。
でも、続けていけば、どんどん書けるようになる。
次から次に、したいことがあふれてくる感覚になれる。
あれ?自分って、こんなに強欲だっけ?と、思えるほどだ。
だから、途中でやめないで、何度でも、書き足してごらん。
1回やって、もう出ないよねとあきらめて、ペンを置かないで。
後日、何かの折に、何かに触発されて、「ああ、これもやりたかった」とか「これを忘れていた」と思う時もくる。
A4のノートは、見開きだとA3。
書き出すには十分な大きさだと思うけど、それでもまだ足りないかもしれない。
書き足して構わない。
これは、まとめるゲームじゃないんだから。
どんどん広げていくゲームだから。
何ページになっても構わない。
ノートに向かうということは、自分に向き合うことだ。
自分の中には、どんな「希望」や「欲望」が隠れているのだろう。
それらは、頭の中で思い描いているうちは実行されないし、ただの夢想で終わってしまう。
きちんと「場所」を与えて、明るみに出してあげるんだ。
それが、書くってことだよ。
「見える化」といってもいい。
出来れば毎日、ノートに向き合うことをお勧めするよ。
ではまた。