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ところでコーヒーの話だが、1日の流れの中でコーヒーの果たす役割って、かなり重要ですよね。
生徒の時は、時間の区切りは学校から与えられました。
チャイムです。
たとえ教室の時計が止まっていても、時間がずれていても、チャイムがしっかりしていれば、授業に支障はありません。
けれども大人になると、時間は自分で管理しないといけない。
会社にいる時は、時計があるけれど、外に出たら時間がわからないでは困ります。
それだからこそ、大人は時間を知らせる機械を身につけるのです。
時計です。
世の中は、この時計に従って動いてます。
電車もテレビも、時間が決まってます。
自分だけの時間は持てません。
世間が夕方7時といっているのに、自分だけ5時とかにはできません。
かくして24時間、他人の時間の中を生きてます。
でも、そんな中でも、自分の時間を持ちましょう。
自分で時間を止めて、自分にかえりましょう。
それがコーヒータイム。
くつろぎの自分時間。
時間の流れは目に見えません。しかも、途切れることはない。
油断をしていると、ところてんみたいに押し流されて今日1日がおしまい、なんてことにもなりかねません。
油断をしていると、1日はおろか1年もあっという間に流されます。
しまった、こんなところに行き着いてしまった、と後悔しないためにも、立ち止まりましょう。
それがコーヒーブレイク。
コーヒーを入れてゆっくり味わう時間は、探してはいけません。
探すと、今日はコーヒーを飲む時間が取れなさそうだから明日にしよう、となりかねません。
だから、半ば強引にコーヒーを入れて飲む時間を取りましょう。
真っ先に予定にしましょう。
スケジュール欄に消えないボールペンで書き込みましょう。
朝の定番、昼のルーティン、夜の決まりごと、呼び名はなんでもいいですが、義務のようにコーヒーの時間を入れてくつろぎませんか。
人生の大逆転は、案外そんな小さな時間から始まるのかもしれません。
生活に、コーヒーの時間
かたわらに野帳。(笑)