チャリ飛ばして40分で至福
ところでコーヒーの話だが、夜になって雨になりましたが、朝は曇りだったので、自転車を飛ばしてチャペックに行きました。
じじいの脚力で40分ぐらいかかります。
開店して間もないころだったから、お客さんは僕が二人目。
カウンターに腰を下ろします。
カウンター内の壁に大きなガラス瓶に入れられて、コーヒー豆が「展示」されてます。
その豆を見ながら、コロンビアを注文しました。
色合いと、ガラス瓶内の豆の残り具合で決めました。
色合いは、豆の焙煎の具合、と言っても、ただ焦げ茶色のを選んだだけ。
目の前に豆を並べられて「どの豆がどこの産地でしょう?」と問われても1問も分からない自信があります。
焙煎の具合だって、色合いが「薄い」「こげ茶」「濃い」ぐらいにしか識別できません。
豆の残り具合は、焙煎からの時間または日数が予想できます。
せこいとは思うものの、できるだけ時間や日数の経っていないものが飲みたい。
というわけで今回はコロンビア。
ほどなくして、注文の品が届きます。
やっぱり至福ですよ。
雑味がなくて、苦味だって鋭くない。
クリアーなことこの上もなし!
自転車飛ばしてきたかいがあったってもんだ。(飛ばしてはないですね、とろとろ走ってきました)
ちっちゃいステンレスのミルクピッチャーに、たぶんクリームが添えられていました。
いんちきな「コーヒーフレッシュ」ならお断りですが、このお店のこだわりからしてたぶんクリーム。
そう判断して、コーヒーを半分飲み終わってから入れてみました。
ああ、なんてまろやかな味わいになるのでしょう!悶絶。
予想通り、「白く色付けしただけの植物油脂」ではなく生クリーム。
めっちゃうまい。やわらかい甘さ。ソフトな口当たり。語彙力崩壊しました。
でもやっぱりこういうのはたまにでいいなあ。
とにかくコーヒーを味わいたい。
コーヒーが苦いとか、胃にもたれるとか、味がきついとか、酸味が苦手とか、とにかくコーヒーに苦手意識を持っているすべての方々に、「チャペック」のコーヒーをお勧めします。
でもまあ、味覚には、個人差がありますから。
「これはコーヒーじゃない」という人もいるかもしれません。
でも、僕にはおいしい。
行きつけの飲み屋を持たないのは人生半分損してる、みたいな文言を読んだことがあります。
飲み屋じゃなくても「バー」でもいいみたいです。
アルコールを分解できない身としては、肩身が狭くなりますが、その分喫茶店があるじゃないかと思います。
カフェと言ってもいい。
行きつけのカフェがあれば、人生はさらに豊かになりますよ。
コーヒー全く飲めない人にはごめんなさい。